◆【無期懲役から救われた「再審無罪」】

【梅田事件】http://gonta13.at.infoseek.sk/newpage227.htm
 1950年、51年に北海道北見市で発生した2件の強盗殺人事件。
 50年10月、北見営林局会計課員Oさんが公金19万円を所持したまま行方不明となり、警察は「公金拐帯事件」として捜査を開始、しかしOさんの行方は解らず、翌51年同じように営林局会計職員Kさんが480万円を持ち失そうした事件が発生した。
 Oさん「失そう」から2年後の52年、Kさんの遺体が発見され殺人事件に発展した。この事件の容疑者として逮捕されていたSがOさん殺しも自供、さらにHが両事件の主犯として逮捕された。
 S・H両名の自供にもとづいて捜査した結果、Oさんの遺体が発見され強盗殺人事件と判明、事件の主犯Hは警察の取り調べの中で、「Oさん殺しの実行犯」として軍隊時代に顔見知りだった梅田義光さんの名を語り52年7月、北見市警は梅田さんをOさん殺しの実行犯として逮捕した。梅田さんは拷問により逮捕翌日に自白(その後「否認」)、Hの証言もあったことから54年7月、北見地裁で無期懲役判決、控訴、上告も棄却され無期懲役が確定した。
 71年網走刑務所から仮出獄後の79年に第2次の再審請求を出し82年12月10日、釧路地裁で再審開始が決定し85年2月、札幌高裁は検察側の即時抗告を棄却し再審開始が確定、86年8月27日、釧路地裁で無罪判決が言い渡され確定した。証拠は『証言と自白』だけであった。

 

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